ブロークバック・マウンテン
アン・リー監督。
ヴェネチア金獅子賞、ゴールデングローブ賞等々多数受賞。
日曜最終回のシネマライズは1000円なので、調子に乗って見に行く。
本当は「変態村」が見たかったのだが、チケットを買いに行った時点で既に完売。僕の後ろには列。ここまで並んで来てしまった手前、買わないわけにはいかない。同性愛者映画で外したことないし、まぁいいやとチケットを購入する。
あらすじ。
そっち気のない若い男二人が、山で共同生活し、目覚める。が、二人は離ればなれになり、互いに妻帯者となる。その後二人は再会し、人生が無茶苦茶になってしまう。
正直あまり面白くなかった。深くない。表面的理解でこと足りてしまうところが、僕に不満を抱かせた。考えさせる映画や、何か激しい映画が好きなのだが、この映画にその要素は全くなかった。
が、笑えるシーンが満載だった。「家政婦は見た!」みたいなカットが2回ぐらいあって、何じゃこりゃと。あと、羊を引き摺るシーンとかね。僕にとっては相当面白かったのだが、笑っている人が案外少なかった。
この映画がいまいちだと思う一つの理由に、その映画の裏に流れているバックグラウンドを理解していないとうのがあると思う。洋画を観る上で発生してしまう悲劇。
まぁそんなこんなで、社会人1800円と、益々映画を観るハードルが上がったのであった。