今年のtop5〓其の六〓

今年も残すところあと僅かとなってしまった。「なった」というよりも「なってしまった」と言う方が僕にとっては適当に思う。
勿論今年は大変楽しい年となった。しかしその裏で慢性的なものも含め、様々な病に侵されたのもまた事実。そこで今回は「今年の病気」編で。

第5位 PC依存症

パソコンがなければ、本気で今の生活を維持できない人。最初の頃はあってもなくても問題ないのだが、徐々に病気は進行する。この病気の怖いところは自覚症状がなく、気が付いたらPCなしでは生活できない人間になっているところである。

主な症状:「学校に毎日PCを持っていく」
       「一日に何度もメールをチェックする」
      「家に帰ったら、とりあえずPCのスイッチを入れる」
      「ダラダラネットをする」


第4位 暇が怖い病

何もするべきことがない日、「ゆっくりできる!」とか言って喜ぶのが本来の姿であるはずである。しかし、この病に侵されると暇ができると、とてつもなく不安になってしまうのがこの病である。

主な症状:「スケジュール帳をやたら埋めたがる(てっとり早くバイトで埋めることが多い)」
       「暇な午前中は寝て、午前はなかったことにする」
「長期間の旅行にでて、無理やり忙しいフリをする」
「とりあえずネットをいじり、何かやっているという錯覚に陥る」
「暇な人を見ると羨ましがる」
      「忙しい自分にとりあえず酔う」
      「金曜の夜が暇だと物足りなく感じる」
      

第3位 人と絡みたい病

とりあえず、淋しがりやに発症例が多い病気。ひとりぼっちになったとき、何とも形容しがたい心の空白ができる。変わっていることに、家の中では一人になることを好む。外に出ると急に、淋しがってしまうのである。

主な症状:「1コマ空くと、メディアに友達を探しにいく」
       「見ず知らずの人にも気安く声をかける」
       「スケジュールが空いていたら、飲み会には勿論参加」
       「どんなことでも誘われると、むやみに嬉しい」


第2位 旅行したい病

空港に降り立ち、帰国した最初の1分間は「もう当分旅行しなくていいや」と思うものの、空港から出る頃には得体の知れない物足りなさに襲われ、一刻も早く旅立ちたくなる病気。末期の患者は、50歳になったとしても、旅行中心の生活を送るという。末期患者のキャッチフレーズは「豊かな青春、みじめな老後」。

主な症状:「(行きもしないのに)ガイドブックを気が付いたら見ている(パスポートも同様)」
       「(行きもしないのに)週に一回はHISのHPに行く」
       「(行きもしないのに)図書館から地球の歩き方を何故か借りる」
       「英語を勉強しようと思う」
       「飽きもせず、旅行ネタを話しの端々に織り交ぜる」
「(買いもしないのに)米ドルが安いと嬉しい」
「半年後の旅行をシュミレーションする」
「世界地図を見ているとわくわく、うずうずする」
「旅行するために休学しようとマジで考える」
       「『深夜特急』を全巻揃える」


第1位 貧乏症

やたらめったら「もったいない、もったいない」と思うあなたはこの病。三つ子の魂百までという格言通りに、一生直らないものだと思われる。「貧乏症=金を使わない」というイメージがあると思うが、性格には「無駄な金を使わない」と言った方が適当である。
金のみならず少しでも無駄なことが嫌いになるのがこの病気である。地球に優しいとして、現在世界各国から注目されている。
「暇が怖い病」と併発する可能性がかなり高いとのこと。

主な症状:「電車に乗るとき、10円でも安いルートを使う」
       「当然長ネギは上の青い部分まで全て食べる」
       「電気、ガス、水道の無駄使いが気になる」
       「なかなかものを捨てられない(だから物持ちがいい)」
       「お残しは許しまへんでー」
       「欲しい本を何冊かピックアップし、BOOKOFFの100円コーナーで見つける度に買うスタイル。決して新品では買わない」
「使い込んだものを見ると満足感を得る」