tortoiseライブ

知識情報論のレポートも無事終わり、心地よい達成感と共に渋谷を目指した。

そう、タイトル通りtortoiseのライブを見るためである。
箱は移転したリキッドルーム。1FはLIVE会場、2Fはロッカーとタワーレコードプレゼンツのカフェと物販やら音楽関連グッズ販売やら。結構変わったつくり。
サイズはクワトロよりも若干大きいような印象を受けた。そんな場所に満員電車一歩手前と言った混みようだった。

いつものことなのだが、とりあえず僕は終始ノリノリだった。周りの人からみたら「何この人!」とか思われていたかもしれない。けれども、そんな事一切お構いなし。tortoise worldにどっぷりと漬かりこんだのであった。
ノリノリといっても、モッシュなどしない。何かそんなテンションになれないのだ。踊る事はあってもモッシュはしない。今回は踊りもしなかったがノリノリだった。頭の中に音楽が回る感じ。
モッシュのない観客総棒立ちのライブは寒いライブだと以前に決め付けた時期があった。そのときの彼はまだ、総棒立ちでも寒くないライブを知らないお子様だった。

屋内かつ立ち見のtortoiseは微妙かなと思った。立ち見で疲れて音にイマイチ集中できないと思ったし、屋外の方が開放感があって絶対に心地よいと思ったし。
今回、屋内かつ立ち見という条件でも全然楽しめた。

正直CDで聴いていても何が何だかわからない。けれども生演奏というビジュアルを通してだと、彼が何をしてこんな音を作っているということがわかり、頭のもやもやが消え去った。

演奏している瞬間を見るというのは何かが違う。音だけではなく、表情や一生懸命演奏している仕草から伝わってくるものは絶対にあると思う。

グダグダレポートとなりつつある。


「ヒュー」とか「オー」とかそれ系の歓声がやたら多かった。歓声というよりも歓喜の声と言った方が正しいかもしれない。演奏を聴いていて声を出さざるを得ない箇所がいくつもあった。

メガネさんが多かった。自分も含めて。派手派手な服装はいない。全体的に似たような感じ。年齢層は全体的に高め。

一曲一曲が長いため、ちょっとしか演奏をしいてないような感覚に陥った。あっという間の2時間。

木琴やマラカス、鍵盤ハーモニカといったあらゆる楽器がでてきた。鍵盤ハーモニカの音が小さかったが、素晴らしかった。

行って心から良かったと思った。感動してウルっとした場面も。

行く前と行った後でCDの印象が変わるから不思議なもんだ。