殯の森

2007年カンヌグランプリ作品。
出たとこ勝負で渋谷ツタヤのチケット売場に入ると、偶然「殯の森」上映中という情報をゲット。カンヌに絶大なるブランド感を抱いているため、勇んで観に行った。


楽しいつまらないは別として「映画を観た」という実感が大変得られる映画だった。THIS IS EIGA。まさにこれぞ映画という作品だった。


カメラワークが素晴らしかった。画面に撮影者の体温を感じた。手ぶれだらけの感情の注入されたカメラワーク。ストーリーを仮に追わなくても、画面を何となく見ているだけで楽しめる。


画面の青さに刺された。日本万歳と叫ぶしかない美しき田舎風景。黒田硫黄の「茄子」に出てくる女の人みたいに、週末にただそこへ眠りに行くみたいなこともしてみたいほどの絶景。リリーシュシュのジャケットの写真よりも青い。


肝心なストーリーはというと、ぶっちゃけた話、結構退屈。しかし随所に良いシーンは散りばめてある。(カメラワークの産物)
スクリーンで観なければ、どうしようもないと思う。あの画面一杯に広がる青を。

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FUJI ROCKの予習

やっぱり2日目の夜が一番楽しくない?

Justice @ I Love Techno 2006


teenage bad girl(LIVE)


一昨年vitalicが流れまくったように、今年はKITSUNEっぽいのが流れまくりそうな予感。