MODESELEKTOR @ colors studio

23歳の中山の一番の楽しみは、地下にあるクラブで酒を飲みながら音楽を楽しむことである。
平日よりイベントを目を皿のようにして、週末の計画を立てる。
で、今回アンテナにMODESELEKTORが引っかかり行ってみた。


六本木の夜は相変わらず遅い。メインアクトのMODESELEKTORは3時スタートのこと。0時に着き早速路頭に迷う。
が、大学フレンドbetchに会う。案の定というか、こんなところで会うのはおかしいというか。


MODESELEKTORは奇形だ。普段嗜む四つ打ちとは異なるダンスサウンドを奏でる。彼らのことをロクに知らないがテンションが上がる。予定調和じゃないのに。
圧巻は終盤。MODESELEKTORの目立つ方が台の上によじ登り、振りまくった発砲ワインをぶちまける。ビールかけのように。興奮のあまり、かけてもらおうと前へ詰め掛け見事ヒット。上半身の酒臭さで何かテンションが下がった。


帰り際、彼らからDVDを貰い、一応サインして頂く。中途半端に嬉しかった。


最近、物事にハマる人の気持ちがわかる。アニメとか風俗とか酒とかその他諸々。
多分、皆それに依存しなかればやっていけないのだ。その対象の違いだけであって、本質は同じ。ハマる人を馬鹿にすることなかれ。君だってそうでしょ?
そんな目で行き交う人を見ていると、ネオンサインは昆虫にとっての光と同義に輝く。



Modeselektor - Kill Bill Vol.4 (Live)