ロックについて

周りの人々がロックミュージックを鮮やかに捨てて行く中、その時流に従わんがばかりに、僕の世界からロックの影が消え去っていった。

「ロック」という名詞の下に「スター」という言葉がぴったりくっつくようなカリスマ性を内包した世界から、極めて匿名的な温度のない快楽の音楽「テクノ」へと向かった。


ロックのライブに行くと、ロックスターの名前を絶叫する人々は多い。
そこに汗臭さを感じ、辟易した瞬間もあった。


ところがこの春、非常にロックを聴きたい気分なのだ。
ロックスターはかっこいい。
堂々と社会に反骨の精神を剥き出しにする。
彼らみたいになりたい。



Sonic Youth-Schizophrenia (Live)



Pavement - Summer Babe (Live)