生と死

毎日、それなりの時間をかけて夢と現実狭間を行き来している。

小さい頃からこんなことを思っている。
「現実の世界と夢の世界の二つの世界が存在している」

夢の世界も実は現実の世界と同じくらいのリアリティを持ち、実体を持っていると。現実の世界から見たら夢の世界は夢の世界と見えるが、夢の世界から見ると現実の世界は夢の世界であるのではないかと思っている。
現実の世界での暮らしがある様に、夢の世界でもまた同じ様にちゃんとした人々の暮らしがあるように思う。

今まで夢の世界で犯罪行為というものをしたことがないと思う。2,3回はしたかもしれないが、そんなに多くはないはずだ。自分の欲望が爆発せず、常に理性と格闘している。それだけのリアリティがあるからこそ、反社会的な行為を行なえないのだろう。

「死」についての例えとして有名なので「永遠の眠り」というものがある。眠り=夢という図式が成り立つ僕にとっては、死んでしまった彼彼女は永遠に夢の世界の住民になるということを意味する。現実の世界には帰って来れないがその代わりに夢の世界の永住権を手に入れるのだ。
今までの3/4現実、1/4夢という彼の世界が4/4夢の世界になる。

まぁこんなことは僕のくだらん考えの一つに過ぎない。