今年のtop5〓其の四〓

「衣食住」と人間に必要なものは書かれる。最近不健康な食生活を送っていて、体内がボロボロっぽくて怖いこと限りないが、今年の「美味しかったもの」を振り返る。

第5位 まつり家のラーメン

新たに引越した家の傍に存在する家系ラーメン屋。看板とかがジモッティーラーメン屋風な感じで期待が薄いものの、不動産屋のお姉さんに騙されたと思って行ったみたら、これがまた美味しい!
醤油の味がとてもいい感じ。一度いくと病み付きになる。ちょっとしたご馳走感覚でたまに行くのが最近の楽しみとなりつつある。
最近は雑誌にでたり、TVに出たりと若干調子にのっているような感じがあって不安。。


第4位 ホーチミンで食べた海鮮麺

この料理の名前はわからないが、物凄く美味しかったので記憶に残っている。
シェムリアップから3日間、共に行動してきた人と別れる最後の夕飯に食べたのがこれである。ベンタイン市場の外に連なる屋台で食べた、僕にとって初めてのベトナム食でもある。値段は40000ドン(2.75ドル)とかなり高め。ちなみに、普通のフォーと呼ばれる麺は3000ドン〓5000ドンで食べられる。高級食中の高級食である黄金の麺と言っても過言ではないのがこの麺である。以下日記から。
「エビの味がたっぷりしみこんだ奥深く、ちょっと辛いスープに、海老やイカ白身魚、チャーシュー、ナスがわんさか入り、ライムを絞り、香菜を入れて食す。一言では表現できない美味しい料理だった。」

おなか空いてきた。。


第3位 エクスレルムの生春巻き

ここの生春巻きはマジ美味しい!
高校入学当初、家族とアジア料理の食べ放題的な店に行った。そのときに、生春巻きがありとりあえず食べてみたが全く美味しくなくトラウマになった。それからは、生春巻きが出てきても手を付けないようにした。
しかし、、このお店の生春巻きを恐る恐る食べてからは「生春巻き=まずいもの」という公式は完全に崩れた。
ここのお店は何を食べても美味しいが、特にこの一品は秀逸。


第2位 ブンチャー

またまた旅行ネタで申し訳ないが、これはハノイの名物らしい。旅行も残すところあと三日と怖いものも完全になくなった僕は、地元の生活をドカドカと踏み荒らし始めていた。
お昼時になり急に炭火で店先でバーベキューチックなことをしている姿が目に写る。しかもいい匂いがする!勿論興味津々で覗き込むと、ハンバーグみたいなものを網で焼いていることがわかった。ベトナム人に混じって並ぶ。すると、店員と思われるベトナム人が僕に席をすすめてくれ、言葉に甘え座る。迷わずこの料理を注文し、値段を聞く。
「おにいちゃん、いくらよ??」
「5000ドンだ!」
「高い、3000ドンにしてくれたまへ」
「いや、5000ドンだ!」
ありつけないのもいやなので、その値段で妥協する。10分ほど待つと、先ほど焼いていたハンバーグ上のものを下にひいて、その上から汁を注いだつけ汁と、茹で上がったそうめんみたいな麺がでてきた。どうやら、つけ汁につけて食べるらしい。
またおにいちゃんがやってきて、こういった。
「春巻きも食べねぇかい?」
「いいねぇ、いただくとするよ。」

結果から言うと、どちらも絶品。まぁ、ベトナム故衛生状態は限りなく危なかったが、物凄く美味しかったのでヨシとしよう。(だって春巻きをはさみで切って真っ二つにするようなレベル)
調べてみると、これはお昼しか食べれないものらしい。行った際には是非おためしあれ。


第1位 鍋

やっぱ鍋だよね。
鍋はコミュニケーションツールの一つである。それを一度かこえば、同じ釜の飯を喰った仲間として明日から存在することができる。
鍋料理は買い物するところから始まる。ワイワイ言いながら購入するのがまた楽しい。遠足の前のおやつを買っているときのような気持ちである。
そして野菜を切り、鍋にぶち込む。海の男としてはここは豪快にいくことがポイントである。
そして、メガネをかけているものは視界がぼやけながらも、鍋争奪戦線に繰り出す事になるのである。勿論全員志願兵。モチベーションが高さには驚かされるものがあり、なんどもフォームで怒られたっけな。
敵同士であったものも、鍋の具がなくなると同時に身も心も健康になり、戦友としてお互いを認め始めるのであった。