反動

幼稚園年中の時も僕は、今と変わらない甘党人間だった。

反動って物凄く人格形成において影響力をなすと思う。
年の近い二人兄弟がいたとする。一番上が真面目だったら、下は不真面目になりがちだという。それは、親に注目されたくて兄とは違う行動をとるとか。

高校2年生の頃、本が嫌いになった。高校2年の国語教師のせいである。
それまでは、趣味程度にちょくちょく本を読んでいた。勿論たのしんで。しかし、彼は我々に対して年間本を30冊読んでレビューを書かせるという課題を出した。そのレポートはちょくちょく検閲され、強制的に本を読まされていた。その反動から、それ以来ぱたりと本を読まなくなった。

親は虫歯になるという理由から、小さい頃に甘いものを僕の身から遠ざけた。子供といえば、三度の食事よりもおやつが好きなもの。甘いものがあまり食べられなく、それから憧れるようになっていった。
三つ子の魂百までと言うように、筋金入りの甘党になってしまったのも、それが理由のように思える。


なんでこんなこと書いたかって??
それはこれを見て、小さい頃の記憶が蘇ったからだよ。
CMも見れるけれど、時代は流れたもので僕らの知っているあのCMとはもう違う。

「ねってねるねるねるねるねーるね。」