スリープ機能No.2
<前回までのおさらい>←ジャンプっぽく
筆者はスリープ機能を偶然発見する。ためしに静かなリラックス音源で豊かな睡眠をとろうとするが、結局眠れないで終わった。そこで「単調なリズムな催眠効果がある」ということを聞きつけ、早速実行してみたとさ。
三夜目: underworld / Everything, Everything
言わずと知れた、underworldのLIVE盤。DVDも同時に発売され、そちらの方は日本ゴールドディスク大賞にも受賞された。
underworldのオリジナルアルバムは基本的にどれも退屈。正直、これ一枚もってればunderworldは十分なんじゃねぇかと思われる。とりあえず、臨場感があって大変よろしい捨て曲のないアゲアゲアルバムである。最後の2曲、born slippyやrezなんて興奮が収まりきらない。
最初から最後まで鳴り止まぬ四つ打ちの嵐。単調だと思いこいつをセレクト。
最初の一曲目はまた例の如く聞くモードになり、早速暗雲がたちこめる。そして、夜2時にこんな音をかけて大丈夫なのかという、近所迷惑になりそうな不安が僕を襲い睡眠の邪魔をする。四つ打ちがちょっとうるさい。しかし、寝返りを打ち「クレイジークレイジー」という声以降の記憶は綺麗に消える。
何と見事眠ることに成功したのである!
「単調なリズムは催眠効果がある」という仮説は証明されたに等しいが、ただこの日眠かっただけかもしれない。ということで、次の日の夜も単調路線で攻める事にした。
daft punkの1997年のライブ盤。「またライブ盤かよ!」とかいう別に面白くもない突っ込みが聞こえてきそうだが、テクノはライブ盤が一番いいと思う。今年あたりdaft punkはフジロックに来てくれると勝手に信じている。3月16日にアルバム出すらしいし。覚え方は簡単、中山の誕生日と覚えておけばいいのだ。
何とこのライブ盤、吉祥寺のディスクユニオンで400円弱で発見し、即買いした代物。70%オフ+新年で10%引きになり、爆発的に安くなったのであった。逃げるようにしてディスクユニオンを後にしたのを覚えている。
これも、うるさいほどのノンストップ四つ打ちである。前回と同じで、近所迷惑を気にしながら、15分くらいで気が付いたら眠ってしまっていた。
やはり「単調な音は催眠効果がある」のである。けれども四つ打ちはさすがにうるさいので、静かめの単調路線で次はいくことにする。