贅沢な骨

行定勲監督作品。最近凄い勢いで映画を見ていると専らの評判であるK森氏が以前お勧めしていたようなしていなかったような。
ネタ集めも兼ねて、またも190円でレンタルして見る。

過激なシーンがテンコ盛りな映画だけれども、僕の胸には「影を踏む」と言う行為が一番心に残った。深読みに過ぎないのだろうけれども、「影」とは心の影そのものであるように感じた。それをジャンプして追って踏みつけて、追いすぎて屋上から落ちて骨折する。踏みつけても踏みつけても逃げていく。

最近影が重要だと思っている。光のあるところに影が生まれる。逆に影がなければ光など生まれない。人間に対しても同じことがいえるのかななんて。

僕はもうちょい影が欲しい。