金融について

ちょっと硬派な社会派っぽく。

ふと疑問に感じたことがある。
所謂お金持ちは信用があるから、安い金利で融資をうけることができる。しかし、貧乏人になればなるほど融資先が減り、金利が高いサラ金闇金に行かざるを得ない。
これって変な話じゃないか?

仮に社会貢献だの企業市民だのそういう概念を取っ払って、単にその組織の利益最大化を図る為の存在が金融だとしたら、先ほどの状態は納得がいく。
リスクをとる代わりにリターンをくれみたいな。当然のことだと思う。
で、現状はCSRだの云々言っている割りに、客観的に見るとアレっと思ってしまう。やはり目的は社会を良くするとかそういうんじゃないんだと。

けどさ、ハイパー奇麗事になってしまうのかもしれないけれど、果たしてそれでいいのかって話。
だって困っていれば困っているほど金を貸さない、もしくは意地悪い金利でなら貸すみたいな状況になっているんだぞ。
人情的に考えれば、お金に余裕のある更なる利潤の追求のために資金を調達しようとする大企業にこそ高い金利で融資をするべきである。

こんなことに疑問を感じたりしない方がいいのかも、なんて思ったり。
NHKの「日本のこれから」とかいう番組を見て、今後の日本は絶望だと感じてしまった。弱肉強食。
どうなることやら。