バス174

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ドキュメンタリー映画ライズXにて鑑賞。
映画が見たいテンションだったので、見に行った。

とりあえずライズXという映画館は特殊な場所である。物凄く狭いスペース作られていて、1Fと2Fが存在する。そしてスクリーンの場所は1Fと2Fの中間の高さに配置されている。それ故、1Fからだと見上げる形になり、2Fからだと見下ろす形になる。変則的な形をしている。
うざいっちゃあうざいのだが、この空間が結構好き。何故か落ち着く。前回はここでジェリーを見て、今回で2回目。是非一度行ってみては。

ブラジルのリオで起きたバスジャック事件の話。
ニュース映像をつないで、それにインタビューを乗っけた形のドキュメンタリー。構成的にはあまり好きな感じではなかった。「A」みたいな人間に密着する形のを好む。

映像って危険だなと思う。人の価値観を簡単に操作することができる。このドキュメンタリーの操作通り、バスジャックを起こした犯人が悪いのではないと思ってしまった。その周りと取り巻く環境が悪いのだと感じた。非常に危険である。

どの国も警察って腐っているらしい。ブラジルは本当に酷いもんだと感じた。
ベトナムに行った時、ホテルのフロントの人に
「警官が何しに来たの?」と訊ねると
「賄賂をせびりに来た。」と答えた。「クソポリ公め!日本も警官は腐っているだろ?」
人間は権力を握らせるとろくなことにならないものである。