記録シリーズ
ナンバーガールの「omoide in my head project」第3弾。
それに入っているDVDは、彼らが解散を発表した後のROCK IN JAPAN FES 02での模様。
「やっぱりロックンロールやねー」
彼らが解散してからもう3年経とうとしている。結構ショックなことで、もうそんな前の話になるのかと。
3年という月日は残酷なもので、あれほど好きだったナンバーガールも、実は年末以来聞いていなかったりする。まさにomoideとなりつつあるのである。
このライブ映像は最高だった。
ナンバーガールが登場するまでの、あのワクワク感や、会場内の興奮が時間を越えて伝わってきた。終始鳥肌がたちっぱなし。
日本に、これほど熱狂させてくれるロックバンドはいるのだろうか。正直、もう永遠に出てこないと思う。
ZAZEN BOYSがナンバーガールの次のフェーズのバンドであるという見解は間違いである。ナンバーガールは4人の化学反応が起きてナンバーガール。今のZAZENにはボーカルの向井氏しかいない。たった一人しかいないのだ。全く別のバンドだと捉えていいだろう。
もう彼らの音は再現することはできない。
確か、この日のRIJはヘッドライナーがサザンで完売し、いけなかった。そんなことを思い出した。
フェスティバルのライブ映像が僕は好きである。薄暗い、地下室のような壁で囲まれた場所とは違い、まず開放感がある。ライブ映像になっちゃえばそんなこと関係ないじゃんと思うかもしれないが、案外関係はあったりする。
出演者同士が触発されてシナジー効果を発揮しているような気がする。単独で見るよりも、いいパフォーマンスをしてくれるように思う。
ナンバーガールのLIVE映像の中で、価値のあるものだと思う。