インド2@デリー

デリーで世界遺産のハマユーン廟というところに行った。
正直イスラミックアーキテクチャーに辟易していたが、世界遺産という言葉に騙されて高い金払ってトライしたとさ。

白と赤の大理石から成っている。ハマユーンとか言う人の墓のくせして、異常にでかく、その佇まいに不覚ながらも感動してしまった。
人が死んで残された家族やら何やらが悲しみのあまり作ったんだろうな。そう考えると人が死んだときの悲しみって限りなくでかいものだという事に気が付かされる。

で、話題は変わってデリーの街について。

正直デリーという街に対して世界で一番印象が悪かった。駅を出るまでに数十人単位で客引きが着いてくるとか、水を飲んだだけで一発で下痢になるとか。ボッタクリが酷いのはあたりまえと。街は牛だらけ、人だらけ、糞だらけで歩くのもままならない。人は皆騙してきて話にならないと。そんな話をばかり聞いてきた。
しかし結果は百聞は一見にしかず。別にそんなことはなく、拍子抜けしてしまった。

普通にごちゃごちゃと混んでいるバザールって感じ。人も道を聞けばちゃんと教えてくれる。空気もラホールやペシャワールと比べるとずっといい。勿論牛はいるが、鬱陶しいと思うほどではない。10月なのでそこまで暑くない。

インドの道はタフになるとおもっていたが、こりゃ案外楽だぞと。逆になんだコリャ感がなくて残念。