ネパール３＠カトマンズ

生まれて初めて、食に金を注ぎ込んでいる。

意外かもしれないが、カトマンズの食はレベルが高すぎる！しかも安い。
食べているものはネパール料理かと思いきや、日本食。
日本人ネットワークではカトマンズを楽園と言わしめる程、クオリティの高い店が乱立している。
これは食べまくりだ。

日本にいるときは、いかに安く上げるかが命題だった。朝は食パンにインスタントコーヒー。昼は100円のパンで腹をごまかし、夜は8時45分から始まる8割引のお惣菜に並ぶ。
食事を楽しみにするものの、金を食う不要なものと感じていた。
これまでの旅路も、そこまで美味しいものに出会えなかった。当然いかに安く上げるかがポイントだった。

しかしここネパールは違った。実に美味い。日本以上に日本食がヤバイ。
初日に食べたのは焼き肉定食。頼むと炭火の七輪が登場する。皿に乗った豚肉と鳥肉と野菜。
いい匂いと共に食すと、素材のパワーが違うのか、ザンマイを遥か彼方にレベルアップさせたものが喉を通った。
その瞬間、食に金を注ぎ込むことを決意した。

24日にネパールを経つ。それまでに何回ご飯が食べれるのかということを勘定してしまった。
それほど楽しみで、多くの日本人を虜にする理由なのだろう。

食が楽しみとはこれほど幸せなことなのですね。