ボリビア1@ラパス


一つ悟った。
「一人旅はつまらん」



「僕ら駄目パッカーじゃねぇか」
そんな発言が飛び出たのは、3人で行動し始めてから10日程経ってから。海外にいるのに、何故日本人宿に泊まって、何故3人で行動をしているのかと。
そこで、偶然行きたいところがそれぞれ違ったので、離れ離れになって行動してみることにした。ボリビアのラパスにあるサンタクルスという宿での再会を約束して。


僕はボリビアコパカバーナという居心地の良さで定評のある町に滞在した。3泊くらいしようかななんて、その時は考えていた。海もあって、のどかでいい感じである。
浜辺で本を読む。心に平和な空気が宿るかと思った。そんなことはなく、いつ後ろから首絞め強盗に遭うかということで、終始落ち着くことはなかった。
場所を変える。本に飽きる。やることが一気になくなる。
部屋に戻っても暇だし、ご飯を食べても一人で寂しい。夜には本を読むこと以外やることがない。


そんな状況に1日と持たず、待ち合わせ場所のラパスへとあっさり向かった。
その宿の門を開けるとびっくり!2人ともいるではないか。彼らもどうやら耐えられなくなったとのこと。
一人旅って聞くと、格好いいと思うかもしれないが、実はこんなにもグダグダで情けない。


結論
「旅は道連れ」