sigur ros @ Shibuya AX

無計画に先行でチケットをとった。まぁ余裕でいけるだろうと。
ところが研修が長引き18:30に終わり、19:00開演に向け、浅草の街を疾走した。


ゼイゼイ言いながら着いたのは19:30。てっきりもう始まっているもんだと思って、ショックを受ける。
会場の扉を開けると、人がぎっしり。限りなくドアに近く、ステージから遠い場所で観る羽目になる。


が、そのとき目を疑った。
よく見ると、sigur rosではないのだ。ひょっとして日にちを間違えたかと思い、軽く焦る。しかし、その人達はどうやら前座だったらしい。ラッキー。


以下sigur rosの感想。


去年のフジで彼らを観ているので、実は二回目だったりする。間隔を開けない来日公演って、いつも一回目の方が遥かに楽しめる。今回もしかりだった。相手が屋外のフジだったからというのも、かなりでかい。今回行ったのは、惰性に近かったように思う。


sigur rosと観客の間に、半透明の白いスクリーンが貼ってある。
これが反則的に凄いんだ。後ろからは彼らのシルエットが投射され、前からは映像が映し出される。音と、映像が、僕の脳をカオスへと導く。頭が真っ白になる。
TVには決してできない、スクリーンの魅力に気がついた。


圧倒的「()」派の僕にとって、最新アルバムの曲が始まる瞬間の、歓声と両腕を上げているオーディエンスが、何か嫌だった。そして、「()」の三曲目をやって欲しかった。


最後、スクリーンに「Takk..」という画像が出たとき、感動的だった。


平日ライブに行くことは、結構無理だということを思い知った。大学時代にやるべきことの一つかもしれない。