渚音楽祭・春2006


日本に戻って以来、踊りに行きたい欲求で一杯だった。だが、良さ気ない弁とがやっておらず、行く機会に恵まれなかった。
フジ以来じゃ。



着いたのは12:30。とりあえずビールを一本空け、踊れる音楽を探しに行く。ヒップホップとかトランスギャル男ゾーン等に迷い込みながらも、何故かrezの流れる四つ打ちゾーンを発見し、準備運動がてら盛り上がる。


オーディオアクティブ
遠くから話しながら流し見ていたから、何とも評価できない。個人的にはmeltな音をやってくれると嬉しかったが、流れず。あっという間に終了。
彼らを観ている最中、突然話しかけられた。誰かと思って目をこらすと、彼はネパールで出会ったカズ君だった。海外でならまだしも、日本で会うとは思わなかった。


渋さ知らず
ダンサーが沢山出てきて楽しかった。演奏が素晴らしいというよりも、総合的なパフォーマンスで良いのが彼らだと思う。ステージの上で彫刻みたく白塗りのフンドシおじさんとか、中国のパイ族っぽい民族衣装を着ているダンサーとか見ると、テンションがあがる。
彼らが終わってトイレに向かう途中、僕の名前を呼ぶ声がする。サークル友達のベッチがそこにはいた。案の定ではある。こういう大規模な音楽イベントは、同窓会としての機能も持っているなと思った。


石野卓球
結構酔っ払った状態で彼に挑んだ。だから正直わけもわからず踊りまくった感は否めない。酔った状態で踊ることは気持ちがいい。
そんなこんなでいると、僕の横をいかつめお兄ちゃんが通り過ぎる。僕の肘が彼の持つ、未開封の氷結レモン味にぶつかる。無常にも地面に転がる缶。
「お前のせいで落ちちゃったじゃないか」
「ごめんなさい」
無事解決。


ジェフミルズ
彼の姿が僕の見ている位置からは小さすぎて、そのテクを拝むことはできなかった。もし彼が影武者であっても、決して気がつくことはなかっただろう。とりあえず踊るも、卓球からの休みなし、ぶっ続けは流石にこたえる。1時間で切り上げた。ミニマルは飽きるイメージがあったが、飽きずに1時間楽しめたのはジェフミルズだからこそ。