「悪魔とダニエルジョンストン」「moog」

インタビューベースの音楽ドキュメンタリって最近多い気がする。
その中でも触覚に反応したものを、静かに鑑賞してみた。


映画から総じて言えること。「ネジの飛んだ人が天才であり、時代をつくる」
フロイトはこの様なことを言っていた。「人間は誰しも狂っている。その狂いが常識の範疇にあるのなら正常であり、常識をはみ出せば異常である」と。しかしこの映画を見て、異常とは天才の別称であると感じてしまった。
異常であるが故、禁断の甘い蜜。僕も彼らの様になりたいと思った。



「悪魔とダニエルジョンストン」


音楽を1人でやる一番の意味は、全てが自分の思い通りにことを運べることだと感じた。曲も自分の好きなように作れるし、演奏も自分の気持ちに合わせて思いのまま。だから彼の曲は魂が入っていて、カッコいいと感じさせるのだと思う。魂と魂のインタラクションこそ、音楽だYO(ヒップホップ風)。


moog


シンセサイザーの生みの親、モーグ博士のドキュメンタリ。電子音好きとしては、たまらない魔法の箱こそモーグ。これがステージ上にあるだけで、期待してしまう。テルミンを開発したのも彼らしい。


彼の言う一言一言が哲学的で面白い。やはり物事を突き詰めていくと、哲学的領域に行き着くらしい。ただのシンセとして楽器を定義しているのではないところが面白い。


特典映像として付属しているアルバムリーフのLIVE映像が良すぎです。