20世紀美術探検@国立新美術館

この作品に心を奪われ、近くて遠い地六本木へと足を運んだ。


その名の通り新しい美術館とだけあって、平日なのに結構人が入っていた。休日に行かなくてよかったと心から思った。
規模も馬鹿でかくて、なかなか疲れる。


美術館のロゴがいけてない。ユニクロのロゴもいけてない。佐藤可士和の時代は終わってしまったのか。


さておき、この展覧会は教科書的で良かった。美術のイロハもABCも知らない僕にとって、テーマごとに作品がまとめて展示してあった点が、観賞するにおいて助かった。
展示してある種類も豊富で、全て観賞するのに3時間位かかる。クオリティも高い。


一番素晴らしかったのは、ロシア系のプロパガンダのポスターや映画のポスターの壁一面の展示。沸き起こる歓喜。後ろから頭を殴られたような感覚に陥った。そのコーナーを貪り付く様に見ている人は案外少なかったが、砂漠のオアシス並に嬉しかった。一枚欲しい。


ボリュームがあるので、好きなところをじっくり見て、アンテナの反応しないところをサクサク見るような感じがいいのではないでしょうか。
とても刺激的です。