richie hawtin @ womb

前述の通り、中山史始まって以来のミニマルブームが到来している。
そんな折、メタモで記憶に新しいrichie hawtinがwombに再来というニュースをキャッチ。
いくっきゃない。

案の定wombの夜は早く、0:30からメインアクトのrichieが回し始める。お約束の如く、フロアは身動きが満足にとれない程、可哀そうなミニマル中毒者でごった返す。入場規制やら何やらをもっと早いタイミングで行って欲しいぞ。


リッチーの流す音は、今年聴いた音声の中で最もビキビキ言っていた。それが決して不快なノイズというわけではなく、快感を伴う信号を発している。
2部構成の約4時間というロングセットを披露。あっっと言う間に終了。


野外フェスティバルが大好きだ。風景が広がっていて気持ちいいし、お酒も美味しい、開放的だし。だが音圧を感じるにはクラブの方が良い。


クラブは子宮だ。暗闇の中で、母の鼓動に似た重低音を身体全体で感じる。不安はどこにもなく、頭を真っ白にして、快楽に浸る。クラブを出ると新しい朝の光を感じ、再生する。



Richie Hawtin @ Mint 08.12.06 Pt.1 by Berger Muzik