トルコ6@トラブゾン

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トルコ風呂に入った。
一皮剥けてしまった。
(上の写真は著者近影。カッパドキアにて。)

ハマムと呼ばれるトルコ式の公衆浴場。
作法も何もわからないまま、ドキドキしながら入ってみると、そこにはタオルを巻いた女の人が。
こう言う「こっちは女風呂よ!」

気を取り直して男の入り口を発見し、入る。
オプションが色々付けられるのだが、折角来たのだからとフルコースを頼む。サウナ+垢すり+マッサージ。

まずはサウナから。
真ん中に大理石の円い台があり、ねっころがる。熱い。サウナ慣れしていない僕にとって、熱い空気で息苦しくなるが、ひたすら耐える。
10分後に50歳位かと思われるおじ様に呼ばれる。
次は垢すりだ。

以前に聞いた話によると、屈強な男が現れてゴシゴシやられるとのことだった。しかし、僕の担当者は先ほどのヒョロリとしたおじ様。初心者だからだろうか。とりあえず、相手に不足はない。
日焼けした体に垢すりは痛いかと思っていたが、案外気持ちいいこと。ずっとシャワー生活だった僕の体から、物凄い量の塊が生成され驚く。とても気持ちがいい。

横になれと言われ、次にマッサージが始まる。石鹸を体に塗りたくられる。
日本的なマッサージをイメージしていた。しかし違った。気持ち良いと言うよりも、痛いと言った方が正しいマッサージだった。筋肉を握り潰す様な。浴場に悲鳴がこだまする。

こうして風呂からあがり外に出ると、何だか新鮮な風が吹いてきた。
さーこれからグルジアだ。