パキスタン1@クエッタ

噂の土地、クエッタについた。
その道中、正直旅行しているのが嫌になってしまった。

イランのヤズドからバムという場所に行くバスを予約した。到着が深夜になるのが嫌だったので、午後3時のバスを取った。バス停で一人待つ。1時間遅れでバスがようやく到着したと思ったら、まさかのオーバーブッキング。5時のバスに無理矢理変更させられる。イラン人はいい人ばっかだし、特にクレームも言わない。
すると宿が一緒で、一瞬話したことのあるポーランド人男性(ゾルゲ似)がやってきた。彼も同じ方向に行くのだという。僕がバムへ行くと言ったら、彼はバムに目的地を変更。そして自動的に僕の隣の席へ。

その途中彼は僕に色々と話し掛けてくる。半分くらいしか理解できない恥かしい自分。僕のことを英語の話せるツーリストと勘違いしているのか、難しい単語のオンパレード。
けど、あなたの言うことは理解できないというのも忍びなく、YESとアイシンクソーで食いつなぐこと5時間。そして彼は深い眠りへと誘い込まれていった。。
で、僕もバムバムと目的地を色々な人に連発した後就寝。起こしてくれるだろうと。運転手も添乗員もいるし。
で、ポーランドガイに起こされる。彼は言う、バムを通り過ぎてしまったと。僕は耳を疑った。後悔先に立たず。引き返すのも金と時間がかかる。そこでしょうがないので、僕らは国境の街まで向かうことにした。

そして国境でパキスタンルピーの両替を。一人の男が寄ってきて、いい値段を提示するので交渉成立。クエッタまで行くバス会社のものだという。すると僕らのお金を持ってすたすたと早足に退散する男。彼を見失う。あせる。必死に周りの人、バス会社の人に訴える。ノープロブレンという。しんじられなかったが、会社の手持ちの金でポーランドガイのお金だけ支払ってもらう。そこで一応信頼してバスに乗ることに。

途中とまり、待ってろといわれる。消えるガイド。パキスタン人の区別がつかない。。
小一時間待ち、募る不安。しょうがないから、ガイドを出せと一人騒ぎまくる。すると観念してか、先ほどのエクスチェンジ野郎が出現し、全額返済してもらう。
これがパキ流の挨拶かと。

で、バスにのり2晩目を越す。バスの中はイランとは違い混乱を極め、荷物の上に人が寝ているような状態。
依然話し掛けてくるポュ